今年は、戦後60年の節目にあたりますが、靖国参拝問題や教科書問題、日中問題 など、日本がどのように戦争に係わってきたのか、またどのように戦後処理をしてきたのか、 アジアの中の日本の役割はいったい何なのかを問うような課題が浮上しています 。そ の中で長い間封印されてきた何かが、胎動を始めました。それは、戦争、戦後を 直視 し、日本の未来を考えていこうという静かな流れです。 そこで、歴史の証言として、またドキュメンタリー映画の最高峰である「東京裁判」 を上映し、戦争を体験された方も、戦争を知らない世代の方々にも見て頂き、ひとりひとりが日本の戦争を、そして未来を考える上で、この映画をひとつの記憶としてとどめて頂き、平和を願い、次の世代に語り伝えて頂けたらと思います。

 
     

6月公開新聞広告より

その時・・・日本の命運は世界が握っていた!!

木下順二さん(劇作家)
今日の日本人が決して忘れてはならない問題(にもかかわらず忘れ去ろうとしている問題)を改めて正面からつきつけてくれる作品だと思います。
あの戦争を体験した者も、戦争なんか知らない世代の人々も、ぜひ一度見るべき映画であります。

山中 恒さん(児童文学者)
緊張感にあふれる素晴らしい映画でした。歴史的な資料として有効であるばかりでなく、歴史そのものがドラマとしての意味を持った画期的な作品と思います。
四時間三十七分の長さを感じさせません。

都倉俊一さん(作曲家)
我々が生まれる前におこった太平洋戦争とは何だったのか?
我々は、この映画が教えてくれるものを確実に読みとらなければいけない。二度と同じ誤ちをおかさないためにも。
                 (1983年4月27日毎日新聞夕刊/Hi!TODAI より)

●チケット取り扱い
 イイノホール事務所(イイノビル7階)
 11時から17時まで。土日でも催事がある場合は
 オープンしていますので購入できます。

・尚、開場時間等が若干変更になる場合がありますので、上映前日にお問い合わせ下さい。

・全席自由席となっておりますので、満席になり次第、入場をお断りすることもございます。

■イイノホール へのご案内
 ・営団地下鉄千代田線「霞ヶ関駅」(C-4イイノホール出入口)より徒歩0分
 ・営団地下鉄日比谷線「霞ヶ関駅」(千代田線「霞ヶ関」イイノホール出入口へ地下通路連絡)より徒歩0分
 ・営団地下鉄丸の内線「霞ヶ関駅」(イイノホール方面B-2出入口)より徒歩2分
 ・営団地下鉄銀座線「虎の門駅」(新橋方面1番・9番出入口)より徒歩3分

 

■お問い合わせは下記、事務局まで

「東京裁判」を上映する会
〒107-0052東京都港区赤坂6-10-45-213
電話 03-5574-7510(7181) FAX 03-5574-7183
携帯 090-4727-6109

●ご意見・お問い合せ  tokyo-saiban@bosch-inc.co.jp